2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「セカンド・ラブ」 乾くるみ

こりゃひでぇ。 いや久々に怒りを覚えるレベル。 まわりくどく冗長なストーリーがずっと棒読みのような文章で書かれています。“ラスト一行で全てがひっくり返る!”の「イニシエーション・ラブ」で一躍名を馳せた作者が、もうとにかくまた同じように読者をひ…

「黄昏に眠る秋」 「冬の灯台が語るとき」 ヨハン・テオリン

「黄昏に眠る秋」ヨハン・テオリン スウェーデン、エーランド島を舞台にしたミステリ。 幼い男の子がある日忽然と姿を消し、警察や島民が手を尽くした捜索でも手がかりはおろか遺体さえ見つからない。しかしそれから20数年後、突然少年の祖父イェルロフのも…

9/19(木) 柳家喜多八 鳥越落語会 @ 浅草橋区民館

柳家ろべえ「棒鱈」 柳家喜多八「へっつい幽霊」 柳家喜多八「目黒のさんま」 仲入 ダーク広和「マジック」 柳家喜多八「鰻の幇間」 ろべえさんは最近いろんな人(師匠連)に「うるさい」と言われているという話で、ついにこの間は自分の後に高座に上がった小…

「春にして君を離れ」 アガサ・クリスティー

アガサ・クリスティーってミステリの女王ってイメージでしたが、こういう小説も書いていたんですね。背表紙ではロマンチック・サスペンスと紹介されていますが、なんていうんだろうこういうの。何も事件は起きないし、もちろん誰も死なないし、探偵も出てこ…

特別展 深海 @ 国立科学博物館

行ってきました深海@国立科学博物館!!! 7月に始まったんですが、夏休みは戦争だろうなーと耐え、9月になるのを待って、平日に有給を取って、満を持しての深海ですよ。ええ。そんで結果、それでも混んでるっていうね(笑) すげーなダイオウイカパワー。10/…

「蝶」 皆川博子

流れるように美しい文体から匂い立つ妖しげな((時にグロテスクな)気配は、しかしあくまでも冷静(そこに狂気を内包していたとしても)な登場人物の佇まいと不思議な化学反応を起こし、読後心に残るのは独特の乾いた空気… なんでしょう。耽美的ではあるのだけど…

甲子園が割れた日 -松井秀喜5連続敬遠の真実-

弟がリトルリーグから高校まで球児だったので、 我が家では昔から高校野球とプロ野球は必ず観ていました。 自分では一切やらないのに、なぜか弟と一緒になって「月刊ジャイアンツ」を読んでた小学生の私(笑) 好きな選手は「絶好調男 中畑清」と「桑田真澄」(…

柳の家の三人会 @ 目黒パーシモンホール

道灌 柳家小かじ お化け長屋 柳家三三 夜の慣用句 柳家喬太郎 妾馬 柳亭市馬 18:30開始ということで、定時に上がって駆け付けてもギリギリ間に合わない(泣) こういう時に限って駅の券売機で1000円札が3回も戻ってきてムキーッ!ってなりながら、汗だくで到…