特別展 深海 @ 国立科学博物館

行ってきました深海@国立科学博物館!!!
7月に始まったんですが、夏休みは戦争だろうなーと耐え、9月になるのを待って、平日に有給を取って、満を持しての深海ですよ。ええ。そんで結果、それでも混んでるっていうね(笑)
すげーなダイオウイカパワー。10/6までなので、これからの週末はまたすごい混雑かもしれませんね。

まず入り口ではマッコウクジラの潜水シーンなどが大画面でお出迎え。気分は早速「深海モード」(?!)。そこからお勉強ゾーンへ進み、深海についていろいろ学びます(←おおざっぱ)。そして広い部屋に入ると真ん中にはどどーんと日本が世界に誇る有人潜水調査船「しんかい6500」の実物大模型。あのでっかい船体において居住スペースは超狭く、ギュウギュウで3人しか乗れない。これだけの船体・装置・装備を伴ってやっと3人だけが行けるというのが深海の手の届かなさをよく表していますね。あとはこれらの潜水艇海上で目的地まで運び、潜っている間も海上で様々なサポートをする海洋調査船のミニチュア模型もいくつもあって、その精巧さに目を奪われました。一緒に行った友人は深海には興味が無いんだけど(無いんかい!)船の模型大好きなので、次々に釘付けになってました(笑) 

次の部屋は様々な深海生物の標本が大集合。ちょうちんあんこうの凶悪な容貌におののき、ウミグモやウミヘビの気持ち悪さに引き、えーとあれ、前向きな意見がないな、えーと、あ、サンゴは綺麗だった(笑) 各種カニ・エビなどの標本の前では友人がデカい声で「わたし最近カニ食べてない!」と発言し、周囲の失笑を買っていました。いやほんと声を出して笑われてました(笑) 小学生の感想か!という感じですね。そしてそしてダイオウイカの標本も居ましたよ!!超でかい!!そしてグロイ!!(笑) 映像でみたあのメタリックに輝く姿とは程遠く、ガラスケースの中で変色してグニャグニャ。映像で巨大さに感動したあのギョロギョロ目玉もしぼんでしわしわ…なんか悲しい気持ち。。。(笑) 

最後は大スクリーンであの有名な「ダイオウイカ出現!」シーンを見て感動再び。初めて見て驚いている友人に、ほらねー!輝いてるでしょ?眼球ギョロギョロでしょ?となぜか私が自慢げ。そしてミュージアムショップに突入した私の目を射たのは驚愕の光景!なんと「等身大ダイオウイカぬいぐるみ 20万円」!!! 企画した人、それを通した人、エライっ!!こういう発想大好きですー(笑) 買わない(買えない)けどぉー。様々なサイズの様々な深海生物のぬいぐるみを触りまくって至福の時を過ごす私(ぬいぐるみ大好き♪)に、どこへ行っていたのか友人がしょんぼり戻ってきて一言「船の模型は売ってないって」って(笑) まあ深海展に来てそこに興味を持つ人はレアだからねぇ…

「深海」は国立科学博物館の特別展なんですが、これを見るとそのまま常設展も見られます。常設展は地球館・日本館とあり、全部見ると一日でも足りないくらいかなり充実しているんですが、この中で私が大好きなのが、地球館の3階『大地を駆ける生命』という展示。美しく迫力にあふれたたくさんの動物のはく製に会えます。今回ももちろん訪れ、ゆっくりじっくりたくさんの動物達を堪能してきました。絶滅してしまった動物にも会えるし、映像も交えたそれぞれの動物の詳しい説明も見られる。至近距離で見る動物たちの姿に感動しつつも勉強にもなるというほんとおススメの展示です。

結局朝10時半から午後4時まで国立科学博物館に居たという満喫ぶり。
お昼は中のレストランでとれるし、ほんと一日中楽しめます。足は棒のようになりますけどね。
最終的に友人は「今日は剥製が一番感動した!次は船!」と言っていました。
「深海」要素は皆無なんだねぇ…(笑)