バタフライエフェクト 砂漠の英雄と百年の悲劇

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バタフライエフェクトパレスチナ問題の回を観る。
アラビアのロレンスと英雄視されている人が、実は自分の果たした役割を嫌悪して終生悔やんでいたとか、太古の昔から様々な人種・宗教が混在しつつも共存してきたパレスチナで、イギリスがその資源(石油=アラブ側)や戦争資金(ロスチャイルド家イスラエル側)のために二枚舌外交をしてその地域を壊滅的な紛争地域地していってしまう経緯がほんとうに先進国の罪の大きさを見せつけていて恐ろしかった。石油の価値をいち早く見抜き自国への利益に動いたチャーチルはさすがだけど…ねえ…

 

欧米先進国からイスラエル側へ建国許したり諸々優遇する配慮は、ヒトラーの虐殺の贖罪という意味合いが大きいが「それは私たちの罪ではない」というアラファト議長の発言もごもっとも過ぎて…完全にとばっちり…

 

インドのダイヤを追え、の本で、同じように混沌の中でみんな幸せに生きていたインド社会にその豊富な埋蔵宝石を目当てに乗り込んで蹂躙&略奪の限りを尽くしたイギリスを思い出して、ほんと、まあ社会の発展の歴史としては避けられないことなのかもしれないけど、にしても、やはり先進国たちのやりかたは酷いと暗澹としちゃう…(と言いつつその恩恵にあずかって生きてる自分…)

 

『コ・イ・ヌール 美しきダイヤモンドの血塗られた歴史』ウィリアム・ダルリンプル,アニタ・アナンド
https://bookmeter.com/reviews/114140750

 

自分たちの周囲しか見えない限られた範囲の中でバランスしていけばよかった時代から、どんどんその見える範囲が増えてきて、国境とか国家とかを明確にして国際社会というものができてくる世界全体の流れの中では、カオスにバランスする地域がそのまま存続するのは難しいし、その自国から外へ向かっての発展度が国や地域によって全くちがうから、早い者勝ちな世界史の中では自国内で充足して幸せに暮らしている地域程不利な気がする…非常に不公平で理不尽…


日本も鎖国から開国させられたけど、単一民族で分断しようがないし、その割に昔から国内で領土争いみたいな、ミニ国家の争いがたくさんあったから、海外勢にもうまく対抗できたのかな。。。やられっぱなし、全部取られちゃうみたいなことにはならなくて良かったよね…

 

「……」ばかりでまとまらないけど、まとめようとか完成度とか考えてると面倒になっちゃうのでまあええやんとぽんぽん書いていこうかなと思う今日この頃ふふふ🤭