11/21(木) 柳家喜多八 萬金寄席@新富区民館

行ってきました初の萬金寄席♪
喜多八さんが新富区民館でちっちゃい落語会をやっているという情報をゲットしたものの、どこにも詳細が載ってなくて、開場・開演時間・料金などアヤフヤなままとりあえず突撃。といっても小心者なので会社の後輩(落語わりと好き)を連れて(笑)そしたらあーた、パイプ椅子が50個くらい並んでるだけ!びっくり!ここここの距離で喜多八師匠を観られるんですかッ!?と大興奮しながら2列目の正面に座り、過去最至近距離で観られる奇跡を堪能してきました♪

柳家ろべえ「近日息子」
柳家喜多八「睨み返し」
柳家喜多八「芝浜」

この距離でのろべえさんはほんと…すごい。大音声とはこのことか、という(笑)
小三治独演会に同行した際、小三治ファンの小学生がサインを求めて楽屋に来た、というまくらでは、その小学生が緊張のあまり小三治師匠の前で震えだす様子を立ち上がって熱演(笑)「大きくなったら噺家になりたいですっ!」と訴えるその子に小三治師匠が「じゃあ大きくなったらコイツの弟子になったらどうだ?」とろべえさんを指すと、小学生が全力で「いえいえいえいえ!」と否定したという(笑)「あいつが大きくなって来ても弟子にはしない!」って大人げないですよ、ろべえさん(笑)

喜多八さん1席目は「睨み返し」大晦日に押し寄せる借金取りにお手上げの夫婦が、「借金の言い訳屋」を雇って押入れに隠れる。その言い訳屋がすごい顔(っつーか変顔?!)で借金取りを無言で睨んで次から次へと撃退するお話。この距離だからこそ楽しめる「観る」落語という感じで最高でした。なにしろその表情がほんと可笑しくて何回繰り返しても会場大笑いでした。あと、落語好きにはおなじみの田舎弁を駆使する田舎者のおじさんが登場するんですが「私の名前は郡山剛蔵だ!」ってそれ小三治師匠の本名!!(笑)とか。

そのまま休憩を取らずにまさかの「芝浜」
先日の独演会で聴いたばかりですが、なんでもあの後色々な人から散々な評価を受けたとかで、悔しくて悔しくてと喜多八師匠。でも私は先日の芝浜でも充分感動したし、うーん今回の芝浜との違いは…あまり分からなかった…すんません…
というか、ほんと申し訳ないのですが、実は睨み返しが終わる頃からトイレ行きたくて。まさか休憩が無いとは思わなかったので、尿意と闘いながらの芝浜(ああもったいない;)だったので、あまりディテールをじっくり観られていない気が…ほんとすみません。いつもは開演前にしっかりトイレに行くんだけど、今回は珍しく同行者が居たので楽しくなっておしゃべりしちゃってトイレ行くの忘れちゃった。反省反省。

2500円で19:00~20:40。この距離で喜多八さんを二席たっぷり聴けて大満足。
以前行った浅草橋区民館の鳥越落語会に勝るとも劣らない満足度ということで、この二つの会(それぞれ3か月に一回開催♪)には今後毎回行きたいです♪