おっさんしゃべりすぎだってば

いやー最近作家の百田尚樹の露出がすごいっすね。
海賊と呼ばれた男、が本屋大賞獲ったからなのかな。
いいともだの行列のできるーだので、しゃべり倒してますね。
永遠のゼロ、で感涙にむせんでいた会社の同僚が昼休みにいいとも見て茫然としてました(笑)
永遠のゼロは本好きF先輩に「泣くから!号泣だから!」と勧められ読んだのですが、うーんまあ面白いけど、いろいろと粗いんですよねぇ、書き方が。
とかブツブツ言ってたら不興を買い(当たり前(笑))「もうお前はいい。ほかのやつに読ませて。泣くヤツに」だって(涙を共感してほしいのね(笑))。んで、本好き同僚に回したところ見事にHIT!「泣いたわー超感動!」ということでノルマ達成(?!)めでたしめでたし(笑)
あ、でも永遠のゼロは一読の価値はあると思いますよ。
内容も考えさせられるし、最後まで飽きずに読ませます。
(まあだからこそ、いろいろと気になるところが出てきちゃうんですが)

彼の「モンスター」も読んだんですが、これはもう話から全て「???」で、
最強にブサイクな女の子が整形を重ねて絶世の美女に!みたいな話で
まあ波乱万丈でドラマチックでジェットコースターストーリーですが、
でもあれだよね、何も残らないよねっていう。
何もこう示唆するものとか、深みとかなく、ただただ絵空事のお話というか。
あらすじ読めば十分だねっていうか。

でもいいとも見てたら、あれなんですね、この人本職は放送作家だそうで。
モンスターは今度高岡早紀主演の映画になるそうですが、なんか納得しました。やっぱりこう映像化することを前提に書かれている(彼の意図ではなく無意識にだとしても)小説なんじゃないですかね。だから小説として読んじゃうと、いろいろと「?」となるんですが、映像化すると多分バチッとはまるんじゃないかと。
そして「永遠のゼロ」も今年映画化だそうで。
主演V6の岡田君て…むむー…
なんでもかんでも岡田君出せばいいと思うなよ!と言いたいですが…
天地明察とか図書館戦争とか。なぜすべて彼なのか…

まあいいや。
海賊と呼ばれた男、はノンフィクションということで期待しています。
半年前に予約した図書館の順番がもう少しで来るので楽しみでーす。