おとなのけんか

映画好き同僚おススメの一本。
全然知りませんでしたが、超おもしろかったです。
子供の喧嘩でけがをした子の両親(ジョディ・フォスターと夫)と、けがをさせた子の両親(ケイト・ウィンスレットとクリストフ・ヴァルツ)がジョディ夫妻の部屋で延々話し合いをする79分。もとが戯曲だったそうで、ずっと室内で繰り広げられる会話劇です。
表面上穏やかに取り繕ったやりとりの冒頭から、本性むき出しの両夫婦の対立はもちろん、どんどん論点がずれていきそのうち女vs男で揉めてみたり、なぜか全員で酒を飲みだしてさらにヒートアップ、ってもはや子供の話なんて誰もしてません(笑)
私的にはクリストフ・ヴァルツ演じる弁護士がツボでした。っていうかこういう人大好き(笑)真正面からでなく斜め後方から相手を刺す感じとか、冷静に相手を観察して意地悪く(でも飄々と)真顔でイジる。真剣なのかフザけているのか判別できません。ヒステリックにキレたジョディとのやりとりが最高です。
(あ、1点だけ。食事中には見ないことをおススメします)

http://bd-dvd.sonypictures.jp/otonanokenka/

クリストフ・ヴァルツってどっかで聞いたなと思ってたら、タランティーノ
「イングロリアスバスターズ」と「ジャンゴ」でオスカー獲ってる人でした。
しかもタランティーノのインタビュー(どっちの映画か忘れた)でこの人が居なければ映画が成立してなかったとまで言われてた気がする。
どっちも観たいと思いつつ観てなかったんだけど、この人をもっと観たいと俄然前のめりになってますので、近いうちに観ます。
あそうか、ジャンゴはあれだ。レオ様が出てるんだ。それで映画館へ行くのに二の足を踏んでたんだった。まあDVDならいいか(ってどんだけレオ様苦手だ)。とりあえずジャンゴはまだDVD出てないみたいなんで、イングロリアス~を観ようと思います。