桐島、部活やめるってよ

って噂回ってくるのが超遅い人みたいになってますが(笑)
今さらですが「桐島、部活やめるってよ」観ました。
ついでに「さよなら、みどりちゃん」も。
宇多丸おススメ@5時に夢中!つながり)

「桐島ー」は、原作読まず前情報も知らずの会社の同僚が当時劇場で観て
「意味わかんない桐島出てこないし!」とか言って酷評してたんですが(笑)、
私は結構好きでした。まぁあれです、人気者(らしい)桐島君が部活を辞めるという事件を軸に、帰宅部のチャラい男子女子や、部活命の熱い男子女子(運動部)&(文化部)、帰宅部に混じってるけど部活への想いに揺れる男子など、あー居る居るこんなやつら、っていう高校生達の数日間を描いた群像劇です。
1日をいろんな角度から(違う人を追って)何度も描くというのが、面白かった。あーこいつはこの時こうしてたんか、とか後から分かったり。
映画部の神木隆之介君がやはりさすがの存在感でした。相方も最高。
若造(失礼!)が書いた高校生の話ってことで原作は完全に敬遠してたし、映画は映画でジュノンボーイとか、アイドルみたいな女の子が出てたので、そっち系(どっち?)かと思ってスルーしてたんですが、なかなかどうしていい映画でした。ほろ苦くザラリとした後味にエンディングの歌も映えてました。原作も読んでみます。

「さよならー」はまぁ、まあまあでした。
星野真理演じる主人公が遊び人西嶋秀俊に翻弄される日々の話。
宇多丸が「男の自分でもあの西島を見ると惚れてしまう!なんとも言えない色っぽさがすごい!」というようなことを言ってましたが、まあ、うん。関係性的には、はいはいこういう男の人居るよね、そんでそれに惚れちゃう女の子も居るよね。という感じでリアルでした。そして宇多丸のいう通り、さすがの西島さんですのでカッコいいし、キャラも立ってて憎めなさが異常(笑)。主人公が働かされるスナックの場面が好きでした。常連達(含:佐藤二朗(笑))がいい味出してて超楽しそう。最後のシーン~エンディングにはユーミンの曲が流れるのですが、この映画はこの曲のPVかってくらい映画の内容にピッタリでビックリ&良かったです。

今気づいた!この二本の共通点。
桐島もみどりちゃんも、タイトルにまでなってるのに本編に出てきません(笑)
だからなんだって話ですが、気づいたので言いたかっただけです(笑