「僕の姉ちゃん」

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「僕の姉ちゃん」というドラマが面白い。20代の弟と30代の姉。良く言えば素直、悪く言えば単純な弟の喜怒哀楽を、良く言えば洞察力のある、悪く言えばひねくれ者の姉がバッサリ切り捨てたりグサッと刺したりする愉快なドラマです(姉目線からの感想)

うちとそっくりだ。なぜ弟というものは素直で単純でバカなのだろうか。そして優しくて思いやりがあって優柔不断なのだろうか(どっちも最終的に悪口)

生まれた時から第一子として素晴らしい人に育てようという親の幻想のもとやる気満々子育ての被害を受け厳しくしつけられ怒られまくり嫌になりひねくれてやさぐれていく姉と、親が子育てに慣れ思い通りにならないと諦めている所に生まれ既にやさぐれている姉との対比で輝いて見えてチヤホヤされる弟(姉目線からの偏見)

そして弟は姉が親と闘い傷だらけのパイオニアとして切り開いてきた道をのうのうとノーストレスで歩いた上に先を行く姉の失敗を見て小賢しくも学びその道のデコボコをスキップで回避までしちゃう無法者だ。みかじめ料払って欲しい。

ドラマで「会社の飲み会で気になる子が正面に座っていて、隣に会社一のイケメンが居たのに、僕にばかり話しかけてくれたんだよ!」と喜ぶ弟に「イケメンに嫉妬させるために話しかけられてるだけだ学べ弟よ。それはしたたかな女だ」と姉が言っていて笑ったが、正論が必ずしも幸福に結び付くわけではない。弟はショックを受けていたがめげずにその後も不器用にアプローチしているから頑張って欲しい。
私も弟が大学生の頃好きな女の子が居てしょっちゅう連絡して会っているが関係が進まないと言うので、女子はまめに連絡が来ると飽きちゃうからちょっと距離取ったら急に寂しくなって向こうからくるものだと訳知り顔で説いたら「姉ちゃんの言う通りにしたら連絡が途絶えたんだけど」と言われたことがある。その節はごめん弟よ。

姉と弟に限らず長子と末子の関係性やそれぞれの性格的特徴、相性などは、どのきょうだいでもなんらかの共通点があり、友人達と話すと盛り上がる。長子同志はお互いの考えが読めるので話が早く、タッグを組むと足並みが揃うので同じ目標に向かって進む相棒にピッタリで一緒に居る安心感半端ない一方、長子末子ペアは自分とは違う考え方や行動になんだこいつおもしれー!その視点はなかったー!!と興味が尽きず、結局は補完関係なのでなんだかんだ仲良くやって行けるのも面白い。

あと色んな小説や映画などをこの観点から語るのも楽しいよね。長子の私と末子の後輩でほんとの姉妹みたいだねーと言われるくらい仲良しの元同僚とちびまるこちゃんの話をした時は、まる子のあまりにも自分勝手で後先考えない所や友蔵からの搾取が許せないと息巻く私となんにも悪いことしてないのにお母さんもお姉ちゃんも何をそんなに怒ってるのかわからない、おじいちゃんも喜んでるのに、としれっと言う後輩で分かり合えなさが凄くて「まる子っ!!」と言いそうになったし、友達数人と飲みながらトトロの話になった時はサツキvsメイどっちに共感するかで綺麗にチーム分けされたこともあった。メイもまあ分かるけどほんと勝手なことばっかしてでも美味しいとこ全部もってくもんなー「メイのバカッッッ」ですよほんとにもう。

最後に、同性きょうだい(姉妹や兄弟)に比べて異性きょうだい(兄妹や姉弟)については、母親の息子愛という理不尽で不公平な要素が加わるのでもう一悶着あるというのは言っておきたい。今気付いたけどちびまる子ちゃんもトトロも姉妹だね。きっとそちらはそちらでまた同性ならではの悶着があるのだろうなー。長子末子悶着はあるあるトークだけど同性異性悶着は余り友達と話したことないので今度話してみたい🤔

マーヴェリック on SCREEN X!

トップガン1も見てなかったのにトップガンマニアの上司の厳命によりアマプラで1見て劇場にも足を運んだ可哀想な社畜は誰ですか?リコです!🤩そして劇場でギャー!なにこれクッソ楽しい!!1でただひたすら吠えて跳ね回るコーギーみたいな薄っぺらい反抗児だったマーヴェリック(言い過ぎ)が酸いも甘いも嚙み分けてこんな渋いおじさまになってるの最高じゃん!(相変わらず無駄に上司に逆らって自分の首絞めてるのどんだけ成長しないの?!ってそこすら可愛く見えてくるマーヴェリックマジック!略してMM!)ペニー誰これめっちゃ綺麗!!眉毛綺麗!!ホワイトジーンズにざっくりネイビーニットこんなセクシーに着こなす人いる?!そのジーンズとニット買います買いますいくらですか?!眉毛も売ってますか?!ってなったミーハーは誰ですか?リコです!!🤩

 

というわけで、まあそりゃもう1回で終わるわけないですよね。世間のマーヴェリック人気に押されて一度終わったIMAXが再上映になったのを見逃さず有給取って近所の映画館で追いマヴェ予定だった今日、なぜか私はお台場に居ました。
オリンピックで散々ディスられてたけど海そんなにクサくないし汚くないよー!この距離ならー!

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平日の朝、いつもと同じ時間に電車乗って会社の駅を通り過ぎ、乗り換えたりなんだりして、車内にひとっこひとり居なくなったのでふと窓を見るとあなた楽園がそこに!!海きれー緑きれー飛行機びゅんびゅんー♪ってコロナ禍でずっと家と会社の往復だけが全世界みたいな生活してたので「ひゃー!そうかちょっと足のばせばもうこんな景色だし意外に簡単にリフレッシュできるのねー!」と通勤電車の車窓とのギャップになんだか感動✨
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さてさてお目当てはそう!!SCREEN X!!なんと3面がスクリーンと聞いてそれはもう来るしかないと思ったよね。ただでさえ大空の壮大な映像と戦闘シーンの迫力、腹に響く音響で体験型アトラクションと言っても過言ではないマーヴェリックが3面!没入感MAX過ぎてもうGすら感じるレベルじゃん!!感じると言えば振動やら水やら風やら匂いまで味わえる4DXというのがありますが私はビビりなのであれダメで。4DX+スクリーンXという最強コンボもありますが私はいちいちビックリしちゃって映画に集中できなくなるので4DX無しのスクリーンX✨ 

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入口からもうどこかにワープしそうなカッコよさで興奮して写真撮ってましたが、みんな「そうそういつものワープねここから」みたいな顔でスタスタ入っていくのすごくない?!そんなに普及してんのSCREENXって?!と思いつつその後私も静かにスマホをしまって「そうそういつものワープねここから」とスタスタENTER.
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会場はあまり広くなく、両サイドはみるからにスクリーン!ではなく壁って感じ。右サイドには「非常口」の表示もあり、これは右サイド壁に上映中もハッキリ「非常口」と見えるので、戦闘シーンなどでは「命がけのパイロットに非常口なんてないんだぜええ!!」とちょっと気になりましたがそういうものだから仕方ない。

 

まず上映開始前にこの3面スクリーンでこんなんできまっせ~なSCREENXの宣伝映像が3面に流れ、その時点でギャーすげええええ!!って赤子の手をひねるより簡単に大興奮し、そのままマーヴェリックのオープニングも3面大迫力で始まりゾックゾクしましたね~もうね~劇場がもう飛行場だもん。自分の周り全部飛行場だもん。これもう映画じゃなくて現実だもん。あたし明日会社なんて行かないもんて感じ🥺最高~~♪

ちなみに上映中ずっと3面なわけではなく、時々ぶわっと3面になるのですが、ちゃんと効果的なシーンを選んでるので3面になるたびに「うおー!」と手もなく興奮してしまう。ほんと楽しい。気持ちいい。ここに住みたい。(通常画面との比較参考映像↓)

https://youtu.be/W2pLRqJL2-Q

 

ただ、1面におさまるべき映像が3面に拡張すると視界に入りきらない部分は出て来ちゃうので、きちんと全部を見て理解するために1回目は普通に見て、2回目以降に3面スクリーンで没入感優先だぜヒャッハー!というのがいいかも。あと何回見ても常に画面隅々まで細かいディテール全てチェックして新しい知見を蓄えていきたいタイプの方も左右見過ぎて首やられると思うのでお勧めしません😆

 

以上、SCREEN X初めて知ったけど超楽しかったよー!というレビューでした。暑い中朝からお台場行って帰りは代官山で友達に教えてもらった洋酒×スパイスの超美味しいお菓子屋さんで山盛り買って一日満喫してヘロヘロになりもう眠いので寝ます。お菓子の話も書きたかったしマーヴェリックマジック略してMM!ももう一回くらい使いたかったけど眠くてもう思いつかない。ちなみにランチはタコベルでタコス食べました。現場からは以上です。ぐうー。

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APCHでアフタヌーンティー

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赤坂プリンスクラシックハウスアフタヌーンティーに行ってきました。長いのでタイトルでは略しました。誰もこんな風に呼んでないのでドヤ顔で人に言わないように。

 

名前と浅知恵で勝手に旧赤坂プリンスホテルがなくなった跡地にこれが建てられたんだと思ってたんですが、今回調べたら全然違い、歴史のある重要な建物ということが分かって今更へえええと感心しております。
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この建物はもともと1930年に宮内庁主導で建てられた韓国皇族のお屋敷だったそうで、戦後1952年西武グループが購入→1955年から赤坂プリンスホテル・旧館として営業→2011年赤坂プリンスホテル閉館(巨大新館は取り壊し)→2011年東京都指定有形文化財に指定→2016年赤坂プリンスクラシックハウスとしてレストラン・カフェ・バー・結婚式場として開業、ということでほんまもんのクラシックなお屋敷でした。結婚式場用にそれらしく建てられたなんちゃってクラシックハウスと思っていてごめんなさい。
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以前会社の偉いさんにランチに連れてきてもらったことがあり、外観もさることながら内装もすごいゴージャスで広々していてスタッフもホテル並みの行き届いた接客。そしてその割にコースの値段が高くなく(払ってないくせに言う)、非常に好印象だったので今回大事な友人との久々逢瀬の場に選んでみたのでした。

ちなみにそのランチの時の写真はこちら(内装の写真探したけど食べ物しかなかった笑)
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秋晴れの土曜日、会社の人以外の友人に生身で会うのは本当に久しぶり。
通されたのは入口すぐわきの部屋、以前はもっと奥の広々お部屋だったのですがそちらはレストランのようで、カフェだとここになるみたい。内装や窓のしつらえなども素敵で椅子もふかふか♪そしてそこに座る友人を見てしみじみうれしかったですねえ〜♪人と会えるって素晴らしい〜♪
(画像はHPより)
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そして始まった会話がまずこの建物について。ここも堤さん(西武グループの王)が買ったんだねえ~鉄道と沿線開発がああだこうだねえ~そういえば宝塚歌劇も元々そのために作られたって何かで読んだよ~と鉄道会社の経営戦略の話に興じる二人の前にまあまあそんな色気のない話はその辺にして、と言わんばかりにザ・アフタヌーンティーの3段トレイがお出まし✨はぁ~ほんと見るだけでテンションが上がりますよね~💕
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紅茶はポット提供なのであまり種類飲めないかなと思いましたが、量的にはカップ一杯分だったので余裕で次々飲めますね。ただし種類はあまり多くない。ケーキ類はまあ普通。普通に美味しいがビックリするほどの美味しさではないという感じ。量は控えめ。

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とはいえキャアキャア喋りすぎて飲食が疎かになり紅茶は3種類しか飲まなかったしケーキ類もずっと残ってたし正直あまり味を覚えていない気もする笑    バーニャカウダが美味しかったですね(スイーツ関係ない)。前回食後に飲んだコーヒーが美味過ぎたので今回も最後はコーヒー飲もう!と思ってたのにそれも見事に忘れました。あれですね、コロナ後の「飲み放題・食べ放題」のお店は喋ることに夢中で飲食を忘れる客たちのおかげで結構儲かるのではないでしょうか?(何の考察)
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鉄道会社の経営戦略の後はダニエルボンドの話でかなり盛り上がり「MI6のセキュリティがザル」とか「CIAが八百屋のおじさんにしか見えない」などなどクラシック&ゴージャスなお部屋で優雅なカフェタイムを過ごすお客様たちの中に一石を投じてきました(迷惑)。久しぶりなのにボンドの話だけして別れることになるのではと我ながら危惧しましたがその後(放置されて冷めた)紅茶を飲んで正気を取り戻し、無事お互いの近況やその他もろもろ、他愛のないおしゃべりも盛りだくさんで本当に楽しかったです♪

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前回の平日ランチと比べると、今回は週末のカフェ、更に結婚式も催行中だったので、建物に入るにも「新郎新婦の撮影待ち」で係員(↑右端で待ち構えてる)に止められたり、館内は参列者も居てワサワサ、接客もドタバタ、と雰囲気的にはちょっと期待外れではありましたが、お前らもな!って思われてると思うのでまあ痛み分けということで。
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値段も4800円(税抜)は良心的ですが、スコーンは別料金、ドリンクの種類を増やすにも別料金と足していくと、その辺デフォルトで含まれてるホテルのアフタヌーンティーと結局同じ位の値段になるので、ホスピタリティや居心地で勝るホテルに軍配が上がる感じですね。近くにはニューオータニがあるので、次はニューオータニのアフタヌーンティーに行きたいなー♪

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ダニエルボンド栄光の軌跡

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こんにちは。2006年から15年、5作で幕を下ろしたダニエルボンドシリーズを総括しようと書き出したはいいがNO TIME TO DIEの手前で力尽きたブログへようこそ✨過去4作のネタバレ及び言いたい放題満載ですのでネタバレNO!ボンド崇拝!茶々入れるやつには死を!な方はブラウザバックをオススメします。

 

もともと007には興味なくニヤけた色男風がイケスカないわねと映画も全く観たことなかった私でしたが、毎日人殺してますみたいなダニエルボンドの酷薄顔とスーツの着こなしに一目惚れし、常に死と隣り合わせのシリアスな雰囲気にもメロメロに💕しかし観ているうちにあれ…この危機って…そもそも彼のせいでは…おや…なぜそうなった…それはやっちゃダメなやつ…いやそれはちゃんとやれ…などなど深まる愛が止まりません。ダメな子ほど可愛いというアレですね。この子には無理だわ、きっとまた大した考えもなく突っ走りしょうもない結末になるのだわと思いつつボンドの言いなりになり結局死ぬ羽目になったスカイフォールのMもきっと同じ気持ちだったのだと思います💕

 

全然忍ぶ気ない忍者ハットリくんと並ぶくらいスパイの意味分かってる?ってなる派手派手なアクションで幕を開けたカジノロワイヤルでは序盤からチンピラにしか見えなかったボンドがタキシードに着替えたらあら素敵💕ちなみに評価の高いムキムキマッチョな海パン一丁シーンは私的にはイマイチで、後輩からも「海の中から河童みたいなの出てきたけどあれがリコさんの推しですか?」と言われ爆笑したこともあり以後ダニエルボンドは着衣と乾燥をもって至上となすというルールになりました(私の中で)。

 

カジノロワイヤルと言えばヴェスパーですが私にはいまだになぜボンドがあそこまでヴェスパーに執着するのかがわからない。やはりああいうお高くとまってツンと澄ましてるけど実は怖がりで繊細であたしか弱いの…ショックなことがあった時には出しっぱなしのシャワーの下で服着たままびしょ濡れで体育座りして震えちゃうの…みたいな女にみんな弱いのか…私だったらショックを癒すために美味しいもん食べてお風呂入ってふかふかお布団でグウグウ寝ちゃうから戻って来たボンドに平和かよっ!と三村みたいなツッコミ入れられること必至。お湯もったいないから早くシャワー止めて欲しいとか高いドレスもタキシードも傷むから濡らしちゃダメとか思ってしまう私には永遠にたどりつけない境地、それがヴェスパー。

 

敵と対決中のカジノで敵の仲間がウロウロしてるの知りながら無防備に酒をオーダーしニコニコ飲んで死にかけるボンド、敵が別の敵に襲われて潰しあってくれてるところに無駄に絡みに行って退治してあげちゃうボンド、そして古典的ハニートラップにかかったあげく錯乱して仲間を裏切者として本部に告げ口するボンド(しかも勘違い)、すごい…すご過ぎる…一作目から本領発揮し過ぎて眩しい…✨眩しいと言えば悪役のマッツ・ミケルセンのタキシード姿も悶絶級に美しく、ダニエルボンドとのカジノ対決の場面はもうずっと見てられるシリーズイチの眼福作💕

 

2作目慰めの報酬は悪役もストーリーも小粒でインパクトも弱く、個人的にはシリーズイチどうでもいい。ただ!ボンドガールが!超かわいい!!個人的にはシリーズイチ可愛い!!ボンドが追う敵の仲間を、彼女は個人的な理由で復讐のため追っており、ボンドとは共闘という関係なので惚れた腫れたにならずずっとクールなのもいい。砂漠に不時着しヒールを脱いで裸足で歩く彼女に何より必要な靴や靴下ではなくそっと上着をかけてあげてドヤ顔のボンド…そういうとこやで…(好き💕)。

 

今作の泣きどころはカジノロワイヤルで濡れ衣着せられて引退した同僚をボンドが(どのツラ提げて)わざわざ誘いに行き巻き込んだ挙句殺された彼をゴミ捨て場に捨てるところですね。ひでえ…。落ち着かなきゃいけないところで熱くなり暴走し、熱くなるべきところでは謎にクールを気取る男、それがダニエルボンド(キリッ✨

 

スカイフォール、はいダニエルボンドが本気出してきたのはここからですね。Qもマネーペニーもダニエル版では今作から登場。私的にはこの悪役シルヴァ(ハビエル・バルデム)がシリーズ最凶の敵でした。顔面損傷の視覚効果、キャラのぶっ飛び具合、に反してあの紳士的な語り口と優雅な所作…ボンドと初対面のシーンで部屋の反対側からネズミの共食いの話をしながらゆっくり近づいてくるシルヴァは、美しいスーツを着て穏やかに語りながらも狂気を、それもかなり濃い狂気を秘めていることがわかり、ボンドがただの粗暴な薄っぺらいやつに見えてしまう(いやほんとそうなのかもしれんが)くらいの存在感と迫力。その後MI6に捕えられて念願のMとの再会の後、独房で一人で爆笑してるのもヤバくて最高だったけど変装して逃げるシーンではガタイが良すぎて全然群衆に紛れ込めてないのも最高だった😆

 

最後の決戦では無策のままノリでMを拉致したボンドが目的地で知り合いのおじいさんまで巻き込みさすがに途中でヤベえと気づいたのか(遅い)こっそり2人を逃がしたはいいけどカモフラージュを頑張るどころか「みなさーん!もうここには誰も居ませーん!」とばかりに早々に居場所を大爆破して敵にバレちゃうなど安定のボンドらしさ満載。爆音で音楽かけながらヘリで登場するシルヴァ最高でしたよねーもうニヤニヤが止まらない。やることなすことスケールがデカい上に頭もキレるシルヴァがボンドに「お前なんか目じゃないくらいおれはすごいスパイだった」と言っていたけどそれは絶対そうだろうなと納得。

 

4作目スペクターはオープニングの死者の祭のシーンでお尻まで隠れる長いジャケットと髑髏のマスクで仮装したダニエルボンドの後姿のウェストから腰のラインが美しすぎてただただ尊いのに金曜ロードショーではばっさりカットされていてびっくり。え、みんなあのラインが見たくてスペクター見てるんじゃないの?(違)

 

敵の居場所も狙撃場所のリサーチも完璧なのにシンプルに狙撃を外しビルを壊し街が大混乱になり群衆の中で敵を必死に追う羽目になるという相変わらず自分で問題を大きくし自分が大変になるという地産地消スパイのボンド。いや自業自得ならまだいいんだけど彼の場合自分で撒いた種で他人が犠牲になり自分はふう…俺だから切り抜けられたんだぜ…みたいな顔をして生き延びるスタイルなのでタチが悪いのですよねえ…(好き💕)

 

Mに固執したシルヴァのようにボンドに固執し偏執的な狂気をオーラのように全身に漂わせる悪役のブロフェルド(クリストフ・ヴァルツ)、良かったですねえ…。あとその手下のマッチョが強すぎて列車内死闘のシーンはほんと心配になるレベル、と思ったらほんとにダニエル大怪我してたらしいですよね、怖…。マドレーヌはあまりタイプじゃないんですがさすがあの親の子でいざという時の勇気と実行力は頼もしくて好き。列車死闘からのラブシーンは唐突過ぎてえっえっなんでそうなった?!ってなりましたがあれは有名な吊橋効果が人間に及ぼしうる最大限の影響の体現と言えるのではないでしょうか(誰

 

ことほどさように(?)ダニエルボンドは素晴らしい🕶最終章となるNO TIME TO DIEをみんな観ましょう✨私は3回観ましたが必ず泣いちゃうシーンがあってもうあの表情を見るだけで泣いてしまう…(ちなみにボンド関係ない)。色々含めて観るのが辛い気持ちと愛すべきダニエルボンドをスクリーンで観るのは最後だからまだ行きたい気持ちの板挟みであと1回しか行けないかもしれない…あと老後の資金がありませんも観たいです。以上です。

「活きる」余華

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信じられないくらい悲しい出来事が続く話。特に終盤の追い込みが凄くて、一回目の感想ノートには「悲劇が詰め込まれ過ぎて頭も心も追いつかず逆に無感動になってしまった」と書いてある。(あと「鉄作るのなんで」とも書いてある笑)

 

2回読んで何かがじわじわと来て、映画見てあらやだ福貴素敵♡ってなり、そして映画の程よい悲劇の匙加減(本よりマイルド)にやっと心が追いついてこの世界に入り込めるようになり、その後3回目を読んだらもう福貴を他人とは思えないようななんだろう、好きとか嫌いとかじゃなくて、同志、みたいな…よう兄弟!みたいな親近感、もう家族みたいな気持ちに…(こんな兄弟要らないけど…)

 

この時代の中国では国の方針によって土地を取り上げられたり戻されたり、
放蕩三昧で地主から転落してもうおしまいだと思いきや共産主義の台頭によって迫害される地主を見て胸をなで下ろしたり、一寸先が見えない、自分の選択が正しいのか、今正しくても明日にはどうなるのか、誰にも正解がわからない日々。だからと言って考えずに生きることはできないし、その時の自分のベストを尽くすことは大事。でもその結果に一喜一憂しすぎたり、いつまでも拘泥したりするのは良くない、幸せはそこには無いよと福貴が教えてくれた気がする。

 

福貴はたしかに色々やらかしている。若い時の放蕩はもちろんその後も細かいところで短気や浅慮でやらかし続けている。
そしてそれを反省はするがそこまで後悔はしないし深く考えない。
と同時に彼は他の人のやらかしや理不尽に降りかかる悲劇に対してもあまり執着したり深く考えたりしない。その瞬間激高したり泣き叫んだりはするけど現実逃避や八つ当たりなどもせず粛々と対峙して受け入れていく。やけくそとか後ろ向きな諦念ではなく、風になびく柳のようにさらさらと色々受け流しつつ、その風をかき分けて淡々と前に進んでいく。福貴も熟慮の末やってるわけじゃなくて逆にこれ以外できないだけなので福貴がすごい人ということでは無いんだけど、なんだろう、普段選択肢として自分の中には無い(あってもできないが…)こういう生き方への畏敬の念みたいなものが湧く。

 

著者序文
「福貴の語りの中に他人の視点は必要ありません、必要なのは彼自身の実感であり、だからこそ彼は生き続けることを語るのです。」
「福貴は他人の目からすると苦難の人生を送っているが、福貴自身はむしろ幸福をより強く感じていると思うのだ」

 

福貴は幸せだったと私も思う。家珍も幸せだった。家族みんな幸せだったのだ。
この時代じゃなかったら、違う国だったら、他の人と結婚していたら、あの時これをしなければ、こうしていれば、そんな雑念は要らないのだ。
だってそれは手に取れないものだから。自分が生きたその瞬間瞬間を自分がどう感じていたか?それだけが全てなのだ。
俯瞰して、何かと比較して、幸不幸をジャッジするなんてほんと余計なお世話なのだ。誰も頼んでないのだ。放って置いて欲しいのだ。なんかバカボンのパパみたいになってきたけど、まさにそうなのだ。それでいいのだ。これでいいのだ。
バカボンのパパに「春生は悪くないのだ!」って言わせるとめっちゃしっくり来る)

 

アンタッチャブルの山崎っているじゃないですか(唐突)。昔TVで「収録でうまい返しができなかった時、後悔や反省でぐるぐる考えて眠れなくなるんだけど山崎はそんなんある?」と芸人仲間に聞かれて「後悔も反省もあるけど、考えて、こうすればよかったんだ!って思いついたら、次回そうすればいいし、思いつかなかったら、じゃあもう俺には無理なんだな!と割り切って次回はまたその時考えればいいし、どっちにしても寝る!」と言っていて「正しいな!」と思いました。そういうことなのだ!(どういうこと?)

 

過去を追うな。
未来を願うな。
過去はすでに捨てられた。
未来はまだやって来ない。
だから現在のことがらを、
現在においてよく観察し、
揺らぐことなく動ずることなく、
よく見きわめて実践すべし。
ただ今日なすべきことを熱心になせ。
誰か明日の死のあることを知らん。
(釈迦)

そういうことなのだ!()

 

この物語はこの世に生きるすべての人を、その人生を、その生きている一瞬一瞬を、肯定しているんだと思う。
泣いても笑っても悩んでも間違っても成功しても失敗してもその人が生きているその瞬間はその人にとってかけがえのないものだし、その積み重ねが本人の中に幸せを形作っていくものだから、自分でも目に見える完成形の幸せなんてないし、まして他人に評価されるべきもんでもないと、承認欲求にまみれ自分の人生に他人の視点を入れ過ぎて溺れかけている私達に教えてくれている気がする。

 

こんなに悲しい話なのに、読み終わった時に何かこう朝焼けの中でそよそよと風に吹かれているみたいなうっすらとした幸福感が胸に残るのは、そのおおらかで揺るがない肯定感を私たちがこの本から無意識に受け取っているからだと思う。そしてそれが、この本が世界中で読まれ続けている理由なんじゃないだろうか。

 

ほんとすごく良かったんだけどなにがどうと言われると言葉にするのがとても難しい本だったのでこれが私の精一杯。出会えて良かった。読めて良かった。

ル・グルニエ・ア・パン✨

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2010年&2015年にパリのバゲットコンクールで優勝したパン屋さんとのことでもちろんバゲットがご自慢✨パンを入れる袋にもパリで優勝したんだぜ!って書いてある(多分)✨

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バゲットサンドの種類が豊富で、ハムチーズ(ブリー&生ハム/エメンタール&ローストハムの2種類)、カプレーゼ的なやつ、サーモン、パテドカンパーニュ…全部食べたい…🤔🤔🤔 悩んだ末、大好きなパテカンサンドと絶対に外せない基本の基本、エメンタール+ローストハム✨

 

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まず厚さに驚いたパテカンは意外に大人しい味だったけど肉肉しく柔らかくパンとの相性抜群。というかこのボリュームだからあっさり目の味にしてるのかも。パンと馴染むねえ…。パテ自体は私はパンチの効いたまちのパーラーの方が好みだけどでも両方美味いな…闘いのレベルが高すぎる…

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ジャンボンフロマージュ(ハムチーズ)は、これは…これは素晴らしかった…絶品✨ぶっきらぼうなハム&チーズと、バター、バゲット、このシンプル極まりない集合体がなぜこんなに美味いのか。一つ一つのクオリティが高いからだろうな…(すぐ答え出た笑)。そしてこの組み合わせはバゲットが全てをまとめる要になっているので、人それぞれバゲットの好みによると思うけど、私が今まで食べたジャンボンフロマージュの中で一番美味かった。バゲット自体がマイベストかもしれない。バター塗っただけで延々食べられる…

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VIRON@丸の内(上の写真)のも美味かったけどなんだろう、これは完全に好みの問題だけど、VIRONよりグルニエの方が中の生地がムチムチしっとりで小麦の味がしっかりして好きだった。そうそうVIRONVIRON言ってたけどそもそもVIRONてフランスの小麦粉の会社名らしいですね。つまり丸の内VIRONは店名通りフランスからVIRON社の小麦粉取り寄せて作ってますと。で、グルニエもそのVIRON社の小麦粉100%だって。小麦粉の種類も色々あるかもしれないので同じ粉かどうかは分からないけど両方美味いからVIRONエライ(語彙) そしてフランスの小麦粉会社名をそのまま日本でパン屋さんの店名にするの凄いなとちょっと思った。だってつまりそれは海外行ったら日清製粉という名前のパン屋がドヤ顔で建ってたみたいなことでしょ?まだNIPPNの方がイケる気がするよね、発音可愛いし。ニップン。

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次!フランス産発酵バターとゲランドの塩を使った塩パン!ゲランドの塩って最近よく聞くけど何も分かってないけど美味いからいいや!トースターで温めたらじわぁ〜ってバター染み出して来て外側のカリカリと中のふんわり生地のコントラストも見事。これも完全好みだけど私は中はもう少し空気を含んだスカスカ(言い方)が好きなのでちょっとふわふわ過ぎ&生地詰まりすぎかなあ…と思いつつでもほんと美味い(ていうか詰まってる方がきっとコストかかるのに文句言ってすみません笑)。私的塩パン一位のクリオロに次ぐ二位の座を差し上げますっ!!

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大好きなハード系ナッツとフルーツ満載パン。杏が入ってるの斬新でまた杏の瑞々しさと酸味がすごくいいねえ。

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フーガスチーズはカリッカリチーズとハードな棒状生地でこれはもうワイン飲んだら最強なやつ。ただ冷めてると歯が折れそうになるからリベイクするといいと思う。

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そしてフランス系美味しいお店行くと必ず買うガレットブルトンヌ。これも染み出すようなバターの濃い味わいとザクザク食感でなかなか良かった。そしてグルニエ全体的に安い!このガレットも6枚入りで¥702。美味しいケーキ屋さんとかで買うとまあ個包装だけど1枚¥200くらいするからね!あとさっき絶賛したジャンボンフロマージュもVIRONは¥1200だけどグルニエは¥604(サイズは並べてないから記憶曖昧だけど)!2個食べられるじゃん!!フーガスチーズなんてこの皿からはみ出すサイズで¥298だよ?!歯が何本あっても足りないよ!!

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最近ハード系パンよく買うのにちゃんとしたナイフ無くていつも苦労してたのでパンと並んでオススメされてたこのナイフを流れるように買ったらあなた!これがすごい切れ味!!バゲットサンドも美しくスイーッと切れたよすごい✨これでどんどん固いパン買って来てスイスイ切ってモグモグ食べようっ!!

 

鬼に金棒、私にパンナイフ、心に太陽、お腹にはNIPPNを!知らんけど!!

パン!スコーン!コーヒー!

私の好きなBakers gonna bake!の冬限定スコーン「チョコ&オーガニックカカオニブ」(残りハチブ何?って思ってしまう日本人魂😆)が2/14までなので行きたいと思いつつ19時閉店の壁は高く今日もダメか、ああ今日も間に合わない…と旧正月休暇前で使い物にならない海外取引先達に難儀しながら連日ひそかにため息(いやほんとあいつら帰省できるっ♪とテンション上がったりコロナのせいで帰れないってしょんぼりしたりどっちにしても仕事しねえんだわ)…というわけで週末は人多いから動きたくなかったんだけどやむを得ずギリギリの今日行くことに。

 

まずはせっかく東京駅行くなら美味いパンも買いたいぜってことで「VIRON」(バロンじゃないよヴィロンだよ)へ。ここはフランス産小麦粉・水・塩を使いフランスの昔ながらの製法で焼くバゲットが有名(お店自体は日本創業だけど)ということで東京で一番バゲットが美味しいお店と言われてるらしい。

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コロナ前は行列もあったようだけど今日はスルッと入れて店内数人しかいなくて良かった。ただパンはショーケースから選んで店員さんに言うスタイルなのに順番待ちの人はコロナ対策もあり設置された柵の後ろに居なきゃいけないのでショーケースがちょっと遠くてよく見えない。みんなコンサート最前列で警備員越しに身を乗り出す人たちみたいにして柵の後ろからショーケースを吟味してて、私は事前にネットで見て大体買うもの決めてたので大丈夫だったけど、いきなりお店で決めるとなるとまずオペラグラス欲しい感じでしたね。


まず、有名なバゲットはデカいので買わず(買わないんかーい!)同じ生地で焼かれたミニサイズの「プーリッシュ・ドゥミ」生地のもっちり感がすごい。ちぎろうとしてムイ―ッとなるところを撮りたかったけど両手使ってちぎってると写真撮れない一人暮らしの悲哀。(箸置き猫ちゃんはサイズ比較用😺)

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気泡もいい感じに入っていて噛み応えもあり味が!美味いね、たしかに。これだけでムグムグずっと食べてられる。といいつつちょっとこうパンの味を邪魔しない程度に何か欲しいなとトリュフ塩(!もらいものです笑)を付けても美味。前にお店でトーストに岩塩を振るというメニューがあり美味かったのでそれ以来美味しいパンには塩も合うと知りました。(ジャムとか塗っちゃうとパンの味分からなくなるので)

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そしてフーガス・オリーブ。このサイズ!そしてオリーブの量!!超美味しい。オリーブオイルも塗ってあり生地にアンチョビが入っているという噂もありこれはワインいっちゃうやつ。

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ハードめでこれもムグムグ幸せ♪オリーブ自体は普段グリーンよりブラック派なんだけどこのパンにはグリーンオリーブの酸味がすごく合う!ひゃー美味い。フーガス・チーズってのもあったので今度買いたい。

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塩気が来たら次は甘味ですよね、パン・オ・レザン。クロワッサンも有名なVIRONのサクサク生地にレーズンとカスタードで美味しくないわけがないよねー♪そして半分は明日の予定だったけどまあそんなわけはないよねー♪


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最後は一番のお目当て「ジャンボン・フロマージュ」こういうの大好きなんですー!美味いバゲットに美味いハムと美味いチーズがぶっきらぼうに挟まってる美味いやつー!(語彙)たまにバゲットが刺さって口から血ぃ出るやつー!

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これ1個で1200円て攻めてますよね…と思ったけど持ち帰ったら結構大きかったのでまあアリかなと。ていうか美味すぎてもうアリ寄りのアリっす!全然アリっす!ってなる。とろりとしたブリーチーズ版もあるのでそれも食べてみたい(今日両方買おうと思ったんだけど値段でビビってやめた💦)

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で、VIRONの次に向かうは今日の本丸Bakers gonna bake!冷凍の取寄せ便も便利なんだけど取寄せは「セット」なので好きなのだけ買ったりできず、今回期間終了しちゃうチョコスコーンはもうセットに入ってないので来るしかない!来たら好きなだけ買える!ということで3個購入。


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定番のバターミルクスコーンも美味しいし、ベリーベルベット可愛いし、スリーチーズ超いい匂い。今日明日食べる分以外はいそいそ冷凍したので当分スコーンに困らない♪あんことかお団子とかクリームとか色々挟んでるメニューもあるんだけど生地を味わいたい派としてはちょっと邪道かなぁ。でも柑橘好きなので来週から始まる春スコーンの甘夏ジャム in アプリコットスコーンは食べたい (ポリシーは常に弱めで)。

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最後はコーヒー♪

コーヒーの好みが似てる友達が教えてくれた猿田彦の大吉ブレンドがドンピシャで普段飲んでるんだけどオンラインでしか買ったことないので出かけたついでにたまにはとお店行ってみました♪駅からちょっと離れてるのでテクテク歩いていったら今日暑くて暑くてもう店内入ったら更に暑くて「うおー外に出してくれー!」ってなり店員さんにこの豆挽いてくれと早々にオーダーし「あとコーヒーフロート!コーヒーフロート持たせて私を外に出して!(意訳)」ってテラス席で爽やかな空気を吸って一息つきました。朝からパンパンスコーンスコーンと歩きまわったので優しい甘さのアイスと美味しいコーヒーが染みるねえ…はあー暑いからピッタリ……(日陰)……あれ?なんか寒い?寒くない?(マフラー巻く)……指先が冷えるね(手をポッケに入れる)……あ!!2月だった!!ってなりました笑

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東京駅前ではワニさんよりちょっと長寿だねえとか思いながら今を時めくオリンピックさんの寿命を示す掲示板(違う)も見られたし、気分転換できて美味しくていい一日でした♪久々の週末のお出かけで疲れたのか帰宅後パンもりもり食べたらコタツで寝ちゃって6時頃起きたけど夜になってもぜーんぜんお腹空かないのね笑 はぁ~明日もあのバゲットサンド残ってるしオリーブパンもあるし幸せだなぁ~♪

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