鷹狩行列@岩槻

所用で両親と岩槻に行ったところ、鷹狩行列というものをやっていたのでついでに観てきました。

*江戸時代、徳川家康は鷹狩りをしながら、 何度も岩槻を訪れています。その折、岩槻城主は加倉口御門外でお出迎えしていました。その歴史の一ページを再現いたします*

だそうです。何の予備知識もなく「お、なんだ賑わってるな。屋台も出てるぞ!」と人垣にフラフラと吸い寄せられた私たちは、他愛もなく屋台や農協の出店みたいなのを冷かしていたのですが、そのうち本物の馬や鷹(10羽くらい居た)まで加わった行列が始まり、その完成度にビックリ。
鷹は鷹匠の腕に一羽ずつとまり、静かに沿道を睥睨している様はたいそうカッコよかったです。馬は「家康公」を乗せておとなしくポクポク歩いておりましたが、私たちはほら、事情をよく知らないもんで「あの人誰?」「偉い人?なに?」と失敬な会話。更にチラシをもらった母がそれを見て「あ!あれ多分家康さんよ!」だって(笑)友達かっ!っていう(笑)

謎だったのは、おそらく鷹に反応してだと思いますが、突然上空に大量の(20羽くらい?)カラスが現れ、カァカァギャアギャア大騒ぎを始めたこと。しばらく旋回したり屋根や電柱に夥しく並んで止まってみたりしたのち去って行きましたが、あれ何なんでしょう。カラスって鷹より弱いですよね?だから「狙ってる」とかではないと思うんだけど、何なんだろう。「うぉ!?鷹が居る!」「うそっまじで?ヤバい?ヤバい?」「いや繋がれてるからダイジョブっしょ」「まじ?繋がれてんの?だっせー」「うける~!からかいに行こうぜ~」「行こう行こう!」みたいな感じ?(カラスなんで勝手にチンピラ的キャラ(笑))
鷹の中にも一部反応して「キーッ!」みたいな甲高い鳴き声を発しているのが居ましたけど、あれはそうするとやっぱり「若頭」的なポジションなんですかね。(ってもはや何の話なのか…)